脱毛が大々的に変わるのは今回が初めて?
エンターテインメントーシステム専用誌には、システムの解説やプログラムが詳しく載っている。
これは最近の傾向で、Nにも機内ショッピングには、各社とも力を入れており、そのカタログには免税品をはじめ、各エアラインのオリジナルーグッズや各国の特産品などが紹介されている。
これらは機内で買うのはもちろん、メールオーダーで注文することもできる。
もちろん代表的なクレジットカードが使える。
この機内ショッピング専門誌のタイトルも、普通だが、Aの「(い肖吻『y肖』、アンセットの「EMPORIUM」、カンタスの「INSPIRA、コOZs」、T航空の「、FurkishBazaaこ、フィリピン航空の「fiesta boutique」など凝った名前のものもあって面白い。
長くなったのでこのあたりでもう止めにするが、こうしてインフライトーマガジンのタイトルを見ているだけでも、旅のイメージが膨らんでくることがお分かりいただけたかと思う。
機内アイテム 無料サービスの品々 旅客機に乗ったら、タダでもらえるものは何でももらってしまおう。
ファーストやビジネスでは、アメニティキットがプレゼントされる(最近ではコストダウンのために、ビジネスでもリクエストベースになっているところもあるが)。
歯ブラシセット、ちょっとした化粧品、リップクリーム、ミニタオル、石鹸、シェーバー、クシ、アイマスク、耳栓、オーバーソックス、靴ベラなどは内容の定番だし、ヘアブラシやブランド物のフレグランス、ミント、メモパッドなどが入っているエアラインもある。
英国航空などは男女別々のアメニティキットを用意している。
豪華版はヴァージンーアトランティックのアッパークラス。
しやれたキルティング地のバッグに、定番の品々、それにくわえてヴァージンーコスメティック社のボディシェル、モイスチャークリーム、アイクリームなどの化粧品が収められている。
内容もさることながら、入れ物のバッグや袋、ケースに、それぞれ個性があるし、日常的にも使えてなかなか便利だ。
旅が多い筆者は、一、二泊程度の旅行の際に、化粧品やシェーバー入れに流用している。
ここ数年は、エールーフランスのエスパスでもらったケースを愛用している。
面白かったのは、デルタのビジネスエリートでもらったアメニティの入れ物。
一五×一五×五センチくらいの缶なのだ。
周囲には、デルタのオリジンであるハフーダ上フンドーダスター社(空中散布会社)の来歴と、最初の複葉機のイラストが描かれている。
コレクターにはうれしいプレゼントだったが、これが二個になった復路は結構な荷物になった。
これは今も小物入れとして使っている。
ファーストクラスでは、花や人形、民芸品などをプレゼントしてくれるところもある。
一方、エコノミーでは、アメニティキットをくれるエアラインはほとんどないが、リクエストするとくれるものもあるから、一応言ってみること。
クシやボールペン(エアラインのロゴマーク入り)、耳栓あたりならもらえるし、絵葉書、封筒、便便、トランプなども無料サービス品だ。
Nでは、ラバトリーに無料の歯ブラシセットを備えている。
意外な盲点が子供用で、色鉛筆のセットやキャラクターのついたネームタグなども、頼めばもらうことができる。
コレクターズーアイテム 飛行機マニアは、飛行機にまつわる物なら何でもコレクションしたがる傾向にある。
特にエアラインのロゴが入っているものなら、トランプはもちろんシュガー袋であろうと、ナプキンであろうと宝物。
ファーストやビジネスで配られる、立派なメニューやワインリストも、コレクションの対象だ。
KLMのワールドビジネスクラスでくれる、家の形をしたデルフト焼きのジンのミニチュアボトルなど、コレクター垂渥の的。
これは八一種類もあり、並べていくとオランダの街並みが出来上がるのだ。
KLMは昔からデルフト焼きの小物をプレゼントしてくれるのでうれしい。
そういえば一九七〇年代はじめ頃までは、太平洋線に乗ると「日付変更線通過証」なるものが乗客に配られたものだった。
これは今となっては貴重なコレクターズーアイテムかも知れない。
エアラインものは一般の人にも人気があり、コレクターは飛行機マニアに限らないようだ。
中には禁断の領域に入る人もいて、その代表がプラングットーコレクター。
機内用の毛布を持ってきてしまうのだ。
確かにサイズといいクオリティといい、膝掛けとしてオフィスでも家庭でもユースフルだが、これは無料サービス品ではありません。
フォーク、ナイフ、スプーンの類を集めるカトラリー・コレクタLコレクションとしての魅力は分かる。
でも、これらも持ち帰っていいものではありません。
特に乗り継ぎのときなど、セキュリティーチェックで恥をかくことになるから、ポケットやバッグには入れないこと。
食事が終わったら、ちゃんとキャビンーアテンダントに返しまし かくいう筆者も身に覚えがないわけではない。
三〇年も前のものだが、某社のブランケットを仕事場での膝掛けに今も使っているし(さすがにモノがいい)、某社のグラスは大中小がそれぞれペアで、なぜか揃っている。
若気の至りということで、何とか時効に……。
出たとこついでに、筆者自身のコレクションでいえば、マドラーがちょっと面白い。
水割りやブラディMを頼んだとき付いてきたのが、いつの聞にか貯まったものだが、並べて眺めてみると結構面白い。
いろいろな形や色、サイズがあるし、どんなに細いマドラーにも、必ずエアラインのロゴが入っているのがいい。
TWAのプロペラ形マドラーなんて最高。
これはマア消耗品ということで……。
ただ絶対に持ってきては困るのは、シートの下に格納されている救命具だ。
かなり前のことだが一時期、救命胴衣の紛失(盗難)が頻発したことがある。
調べてみると、犯人は釣り人たちだった。
胸のあたりで膨らむので、海や川に入って釣りをするのにとてもよかったのだそうだ。
最近では釣り専用のものがあるから、被害はないようだが、一応念のために言っておこう。
救命胴衣は絶対に持ち出さないように。
オーバーナイトバッグーコレクター コレクションといえば、フライトバッグ。
正しくはオーバーナイトバッグという。
かつてあれはステータスーシンボルたった。
ファーストクラスの乗客だけにプレゼントするのが原則だったためだが、人気が出て販売したエアラインもある。
一九六〇年代から七〇年代にかけて、ロゴマークも鮮やかなオーバーナイトバッグは、今で言うとエルメスかルイーヴィトンの紙袋を持ち歩くのに似た、ステータスであり自己顕示だったのだ。
世界のブランド品が高嶺の花たった時代、みんなあのオーバーナイトバッグに憧れた。
二〇〇三年春に日本で公開された、レオナルドーディカプリオが若き小切手詐欺師に扮した映画「キャッチーミー・イフーユー・キャン」に、パンナムの四角いオーバーナイトバッグが出てきた。
懐かしかった。
わが家の納戸を探せば、どこかにひとつくらい埋もれているかもしれないのだが、すっかり忘れていた。
まさに懐かしの、あるいはわが青春のオーバーナイトバッグだ。
実話に基づいたあの映画は、当時のパンナムのブランドカの凄さを、改めて思い出させてくれた。
パンナムのユニフォームに身を包んだ偽パイロットのディカプリオに、みんな編される。
みなパンナムのブランドとユニフォームしか見ていないのだ。
トムーハンクス扮するFBI捜査官が待ち受けるマイアミ国際空港に、パンナムのあの水色のユニフォーム姿の女の子たちに囲まれて、機長のユニフォームを着たディカプリオがやってくる。
でも網を張っていた捜査員たちは、女の子たちのユニフォーム(だけではないが)に目を奪われて、彼を見逃してしまう。
そのとき女の子たちが全員、パンナムのロゴが大きく入った、懐かしのオーバーナイトバッグを持っていた。
ネタばらしをしてしまうと、実は、このパンナムのユニフォーム姿の女の子たちもフェイク、ディカプリオが仕込んだ偽スチュワーデスなのだ。
オーバーナイトバッグを持っていることで、それが分かる。
あれはファーストの乗客が持つもので、当時の本物のスチュワーデ127スは、モデルや女優が持つような角型の小ぶりな化粧ケース(蓋の裏に鏡が付いていた)を持っていた。
ヴァニティーバッグというのかな。
あの小道具だけで、偽者であることを示している。
スティーブンースピルバーグ監督は、ちゃんと、伏線となる本物のバッグのシーンも前に挿入していた。
さすがだ。
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